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Nikon View NX-2 の不具合??

今日もなんだかスッキリしない天気ですね。なかなかスカっと晴れてくれません。そんなわけで、出掛ける気力も失せてしまい、先週、D7000で撮影した雪まつりの写真でも整理していると不思議なことに気がつきました。View NX-2を使ってRAW現像している時にjpegに書き出したら何とも眠い感じになるんです。NIKON IMAGE SPACEでの保存を前提に、解像度は1600x1060で書き出してましたが、単なる解像不足かと思って試しに2464x1632にしたら一気に改善。だったら解像度がどこまで下げられるか試してみると、1936x1296はOK、1648x1091もOK、なんかこの辺りで異変に気付いたが、更に1640x1086にすると一気に画質が悪化。なんじゃこりゃ??

ファイル 206-1.jpg

ちなみに画像はこんな感じです。左が1648x1091、右が1640x1086で出力した画像の等倍クロップです。元は同じRAWファイルから出力しているのにテレビ塔の傾斜まで違います。出力されたjpegファイルの画素差とファイルサイズを比較してみると、解像差は1%しかないのに、ファイルサイズが15%も違う。いやぁ、驚きです。一体何が起こっているんでしょうか? こんなことってあるんですね。
解像度              ファイルサイズ
1648x1091(1797968画素 100.95%) 392kB(114.96%)
1640x1086(1781040画素 100.00%)  341kB(100.00%)


ファイル 206-2.jpg

隊長さんがフォーカスが甘いんじゃないかと言っていた藻岩山の写真も同様に出力してみました。全然違う。同じく左が1648x1091、右が1640x1086の等倍クロップです。やはり1%の解像差に対して、ファイルサイズが14%ほど違う。
解像度              ファイルサイズ
1648x1091(1797968画素 100.95%) 589kB(113.93%)
1640x1086(1781040画素 100.00%)  517kB(100.00%)

出力条件は以下の通りです。ちなみに出力条件を変えても症状は同じでした。
 変換方式:      jpeg
 画質:        高画質
 撮影情報:      削除しない
 XMP/IPTC情報:    削除する
 カラープロファイル: 削除する

写真はView NX-2のバージョンがVer2.2.1で出力したものですが、Ver2.7.1にアップデートしても改善されませんでした。一体何が原因なんでしょう、サッパリです。今まで気にしてなかったけどNikon1で撮った写真もこうなるんですかね? まぁ解像度を1648以上にしていれば大丈夫っぽいので、ひとつ問題解決です。D7000のフォーカスが甘いと感じさせた直接的な理由はこれかもしれないですね。一度、疑心暗鬼になってしまえばもう良いものも悪く思えてくることもありますし...あとは距離指標の謎が点検でハッキリすればスッキリとした気分で使えそうです。はやく帰ってこないかな(^^)。

藻岩山でななみん山デビュー ~D7000とNikon1の使用感などを比較しつつ~

今日は室蘭岳に行こうと計画していたものの、ライブカメラで雲がどんどん分厚くなって行くので止めました。高い高速代とガソリン代使って行くなら、やっぱり快晴の時がいいですからね。でも、まぁ、折角、山に行く準備をしたのだからということで、ななみん(D7000)の山デビューを兼ねて藻岩山に登りました。想像していたよりも山での使い勝手も良くて、いっちゃん(Nikon1)危うしという感じです。やはりファインダーの差が歴然としてます。山頂までななみんを使って、山頂でいっちゃんを覗いたら、「あれっ? こんなに絵、汚かったっけ??」と妙な違和感を感じました。私の中では旅行用カメラという位置付けだったんですけど、これはまずいことになりましたねぇ(^^;。空の色も見たまんまですし、逆光なんのその、適度にコントラストもあってとにかく素晴らしいです。このあたりはカメラというよりは、レンズ「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」の実力が遺憾なく発揮されていると言ったほうがいいのでしょうか。

今日は旭山記念公園からスタートです。まぁ、なんというか、あれだけ寝たのにまだ体調が回復していなくて足取りは重いです。写真撮ろうとしたら、のっけからレンズキャップを雪の中に落として濡れて使えなくなりました。まぁ、プロテクターあるからいいやと、そのまま使いましたけど、やっぱり、一々キャップをしなくて良いとなると一気に使い勝手が向上しますねぇ。写真は途中の雪庇っぽくなった尾根から...


この尾根を抜けてピークを一つ通過して、次のピークが地図上では標高350mの第一見晴らしポイントです。今日はここまでショートカットのトレースがあったので利用しました。写真で見えづらいかもですけど、樺戸山地までハッキリ見えました。


ここからほどなくして小林峠への分岐です。前回断念しましたが、今回は誰かのトレースがハッキリと付いています。リベンジしたい気持ちになりました。

馬の背では慈恵会ルートと合流して登山者が一気に増えます。一昨日、昨日の大雪の影響で道幅が狭くなっているのでスライドする度に止まったり、止まってもらったり、ペース違いで道を譲ってもらったりたりで、中々、落ち着いて写真撮れないのでそのまま山頂まで一気に登ります。山頂からは六角堂側から札幌の景色を...今日は大雪っぽい山も見えました。


反対側の景色はもっと美しいです。烏帽子岳、神威岳方面は、大小様々な稜線のコントラストが奇麗。稜線に木々が生えているからこその太い輪郭を持つ稜線は独特で美しいですよねぇ。

ここで、いよいよいっちゃん(Nikon1)の出番です。支笏湖の山々を望遠で捉えました。樽前山から噴煙があがっているのまでハッキリわかります。足慣らし程度で考えていたので、ここまでの景色が見えるとは思いませんでした。


山頂でおにぎりとお茶して、来た道を戻ります。今日は14時からBSジャパンで「ローカル路線バスの旅」を見たいので、それに合わせて降りようという参段です。下山中に馬の背の倒木地帯の雲が奇麗だったので写真撮ってみました。わざと太陽を入れて思いっきり逆光なんですけど、フレアのひとつも出てません。左上で白く光ってらっしゃるのが太陽さんです。すごいですね。コンデジからNIKON1、D7000と来ましたが、こんなに違うのかと驚きました。


馬の背を通り過ぎ、ふと振り返った藻岩山の山頂。今日は薄い雲が多くて白っぽい青空に覆われていましたが、この色がほぼ完全に再現されています。オリンパスブルーのような鮮やかな空色もいいですが、このカメラで撮りたかったのは、こんな自然な感じの色合いの空なんですよ(^^)。いやいい感じです。


そんなわけでテレビ番組に十分間に合う時間に帰宅して、我が家の風呂で汗を流して、液晶画面に張りついていました。テレビが終わって、ふと思案。D7000とNIKON1、どっちを山に持って行くべきか...とりあえず、「1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6」を見てから考えるか...と先送り。だって、これまで使った印象では絵のクオリティは断然D7000だけど、NIKON1のほうがホワイトバランスや露出のオート制御は上を行っているし、レンズ性能が上がれば対等に闘えるんじゃないかと思うのです。ファインダーだけは完敗だけどねぇ。いや、これ、山記事なのにすっかりカメラレビューっぽくなっちゃった、どうしよう(^^;。


NIKON IMAGE SPACE

先日、ニコンイメージングの新着情報を見ていたら、「利便性、操作性を向上し、新しく生まれ変わったニコンの画像共有・保存サービス「NIKON IMAGE SPACE」を開始」という記事を見つけました。丁度、このブログで用いているホームページサーバの容量が気になっていたので、早速、どんなものか見てみました。

http://nikonimagespace.com/

新規登録だけで2GB、そして嬉しいことにNIKONユーザーはスペシャルアカウントとして20GBまで使えるとのことです。ブログリンク機能もあって、URLとimgタグを自動で書いてくれるので、運用も楽そうだということで早速登録してみました。

まずは新規アカウント登録で2GBゲットです。スペシャルアカウント登録は認証用の専用ソフトをダウンロードして、カメラをUSB接続して認証します。ちょっと面倒ですが、これで容量が10倍になるならいいかという感じです。Nikon1で無事に認証通りました。

早速、使ってみました。先日書いたD7000の記事は「NIKON IMAGE SPACE」のブログリンク機能を使って書いています、アップロードも早くてView NX2に似たインターフェースで使い勝手も良好です。何よりも嬉しいのは、これまでのようにサーバーの残量を気にすることなく、且つ、cgiプログラムのアップロード5枚制限枠を超えて、何枚もブログに写真貼れるようになったということです。ただ、ブログCGIがリング画像の自動サムネイルをしてくれないのと、「IMAGE SPACE」がaタグを書いてくれないで、imgタグの画像サイズを修正してaタグで囲ってと、少々連貼りするには作業が面倒ですが、それは致し方ないかなぁと思います。そんなわけで次回からはバンバン貼って行きますよ(^^)。

Nikon D7000 ~Nikon1と撮り比べ~

注文していたD7000が入荷したとキタムラから連絡があり、早速取りに行ってきました。注文してから一週間、思ったよりも早かった上に丁度週末の土曜日に重なったのが嬉しいです。今回のカメラ選びは、元々はエントリー機のD3100でも買おうか思ったのがきっかけでしたが、調べていく内にミドル機のD90の中古がリーズナブルなのに気付きました。ここまではまだ値段重視で考えてましたが、D90とD7000の比較レビュー記事を読んでしまい、結果的に機能重視でD7000になりました。こういう連鎖って怖いですね(^^;。一番の決め手は防塵防滴(NIKON1で苦しんだ)、次いでオートホワイトバランスの精度という感じでしょうか。バッテリーがNIKON1と共用できるのも大きいです。

そんなわけで昼から晴れてきたので、取扱説明書をザックリ読んで、御近所に写真を撮りに行ってきました。比較のために、いっちゃん(NIKON1)も連れていきます。ちなみにD7000の愛称は「ななみちゃん」です(例によって安直)。嬉しい誤算だったのは思っていたよりも軽くて嵩張らないので、これなら二台とも山に連れて行ってもいい気がします。ただ、AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDのフードは思ったよりも外れやすいです。ケースから取り出したときに、一度、ゴロンと外れて落ちちゃいました。個体差なんでしょうか。

撮影は発寒河畔公園からJR琴似駅方向の高層マンション三棟を撮ってみました。Nikon1も奇麗ですが、角の部分の空色が少し暗くなるんですよね。さすがにD7000は一様な上に解像感もあって美しい。どちらも絞り優先モードで撮影しましたが、D7000のほうが少しスローシャッターで明るい仕上がりですが見た目に忠実です(写真は露出補正をかけてます)。


D7000 + AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED
焦点距離12mm、f/8、1/320秒、ISO-100
ピクチャーコントロール 風景

NIKON1 V1 + 1 Nikkor 10mm f/2.8
焦点距離10mm、f/8、1/400秒、ISO-100
ピクチャーコントロール 風景


琴似屯田兵屋に来ました。せっかく旅行用超広角というの狙ったんだから、こういうのも撮っておかないと。両者とも開放から一段絞って撮影しています。やはり視野が広いといいですね。建物の梁までバッチリ撮れてます。色味はNikon1のほうが忠実な気がしますが、D7000の全体的に落ち着いた感じの光と、暖かみを感じる色合いがとても好きです。


D7000 + AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED
焦点距離12mm、f/5.6、1/10秒、ISO-400
ピクチャーコントロール スタンダード

NIKON1 V1 + 1 Nikkor 10mm f/2.8
焦点距離10mm、f/4、1/8秒、ISO-400
ピクチャーコントロール スタンダード

まだまだ操作方法がわからない部分が多く、ボタンの配置も慣れないので悪戦苦闘状態ですが、いちいちメニューを開かなくても大半の設定ができてしまうのは、慣れてくればものすごく使い勝手が良さそうです。レンズも使って見て、広すぎる視野にまだ感覚が慣れないけれど、とても気に入りました。

AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED

今日、マップカメラに注文に出していたレンズ「Nikon AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」が届きました。定価17万円のレンズなので勿論中古ですが、発売から年数の経っているレンズなので、ピンキリ出揃うネット中古は結構怖いものがありましたけど、六ヶ月保証もあるし、「美品」と表記された中から製造番号の一番新しいもの選べば大丈夫だろうということで買ったわけですが、とりあえず外観を見るかぎりでは当たりを引いたようです。レンズ内の小ゴミぐらいは覚悟してましたけど本当に美品でした。

注文した後で知ったんですが、このレンズ、30万番台以降はアップデートされて20gほど軽くなっているようで、逐一製造番号チェックをした苦労が報われました。465gって数値はピンときませんでしたが、実際に持ってみて、フィルム一眼時代に使っていたα用の望遠レンズに比べると恐ろしく軽いことに気がつきました。時代の進歩を感じます。

http://www.photosynthesis.co.nz/nikon/serialno.html#DX

ファイル 202-1.jpg

ちなみに、このレンズが取りつく予定のD7000のボティがまだ届かないので、一通り外観チェックした後はどうすることもできず、花形フードの形が美しいので、とりあえず写真撮ってみました(Olympus CAMEDIA SP-550UZで)。後はボディが届くまでしばらく飾って楽しみます(^^;。

ちなみにレンズはもともと、「Tokina AT-X 124」にする予定だったんですが、yahさんの純正レンズのほうが安心との助言もあり、ひたすら悩んだ結果です。
ネットに投稿されている写真やデータをひたすら見比べ続けて、Tokinaの晴天写真はコントラストがあって奇麗だけど、夕景とかがなぁ...自分が撮りたいのは旅の風景なので、自然な感じの空の色や夕景、夜景も綺麗な印象を受けたこの子になりました。こんな高価なレンズ使うの初めてだし、あとは使いこなせるかが課題ですね(^^;。FT-1を買ってNIKON1に付けて見ても面白そうです。花とかすごく綺麗に撮れそう。