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樹氷の聖地三峰山

大地の記憶・内地遠征版。本州で本格的に山に登るのは初めてなので、どこに行こうか迷っだが、ヤマレコの記録を見たりして樹氷がきれいで名前が私の大好きな三峰山(みうね山ですが)ということもありここに決めた。

実家からのアクセスが良い奈良側からということで、みつえ青少年旅行村からのルートから出発。ここも3本ルートがあるが、見所も多くて山頂までの距離が短いということで、不動滝ルートにする。林道をしばらく歩いて、登山道に入るとすぐに鳥居。山道に鳥居ってのが内地の山っぽい。それをすぎると10分ほどで不動滝。滝の上には鳥居の主であるお社が鎮座されている。

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不動滝からは傾斜が増すが、整備された階段道でジグも切ってあって歩きやすい。周囲は昔よく見た杉林の光景で、今でもちゃんと間伐されて木が生き生きしている。一ヶ月ぶりの登山ということもあって足取りは重いが、登るにつれて杉林が明るくなってくる。標高が高くなっているのを実感すると足取りも幾分か軽くなったような気がする。ひとまず階段道を登りきると避難小屋が見えてきた。

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屋根から煙が上がっていたので、これは蒔ストーブでもあるのかと思って覗いたら、なんと囲炉裏。国定公園内の山小屋で直火って北海道の山だと考えられない。燃料はどこから持って来たのか不明だけど、森林間伐の残骸が辺にいっぱい転がってるので、それらを使っているらしい。ともあれ先人が起こした火で暖を取る。外は-3℃だが中は快適。小屋を後にする前に、私も後から来る人達のために、燃料を調達し、くべてから小屋を後にする。

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小屋からはほどなくすると尾根。地図で見るよりも近く感じるが、国土地理院の地図から削除されたルートが多くて、今ひとつ自分の位置が掴めない。尾根から山頂に向かうにつれて樹氷がどんどんと綺麗になっていく。まるで一足早く桜の通り抜けを歩いているようだ。

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途中、木曽御嶽山ビューポイントというのがあったので樹氷と一緒に写真に撮ってみた。御嶽山までは見えないけど、正面には倶留尊山が見えていい感じだ。

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山頂着は10時40分。昼食には少し早いので八丁平に向かう。ここはその名のとおり、木々が少なく開けた稜線。途中で出会った男性は八丁平の樹氷は今ひとつだったと言っていたが何の、メッチャきれいじゃないか。

八丁平で樹氷を堪能した後は、また山頂に戻って昼食。下山時は動画を撮りつつ歩いて見る。少しでも雰囲気が伝わるだろうか? その後は下山は時間があったのと尾根歩きに興味があったので、新道ルートを歩いてみたが、尾根上でも殆ど視界も開けず、ただ長いだけのルートにやや後悔。ようやく下山したっと思ったら2km以上の林道歩きが待っていた。ここで完全後悔(^^;。今度来るときがあれば不動滝と登尾ルートで行こうと心に誓った。

例によってヤマレコに写真いっぱいアップしましたので、そちらもご覧ください。

青少年旅行村第四駐車場(8:45)→登尾ルート入口(8:55)→不動滝ルート入口(9:10)→不動滝(9:20)→避難小屋・登尾ルート合流(10:05)→三畝峠(10:25)→三峰山(10:40)→八丁平(10:50)→三峰山(10:55←昼食→11:20)→三畝峠(11:30)→新道峠(11:55)→新道ルート入口(12:30)→青少年旅行村第四駐車場(13:10)

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