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暑さを逃れて三峰山 ~富良野岳・三峰山~

三連休初日。微妙な天気。朝2時に目が覚めてしまったので天気予報などをチェックしつつ、グタグタと用意をして、避暑とナキウサギをメインに三峰山を目指すことにしたのは朝の4時。30分後に出発して凌雲閣前に6時30分着。駐車場は二週間前の賑わいがうそのようにガラガラ。やはり天気が微妙だということで、皆、二の足を踏んでいるらしい。

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今回は私にしては珍しく、たまには富良野岳を踏んで行こうと、あのトラバース路を行った。先週の大雨で安政火口徒渉点周辺の道が流されたらしく、少しわかりにくくなっていた他は特に何事もない。三峰山沢から見る三峰山はちょっと新鮮だった。ここから見ていると確かに3つ峰があって。漢字の「山」の字そのものだ。他にこの行程で驚いたのはキバナシャクナゲが一輪咲いていたことで、他にも稜線上にはイワギキョウに混じってメアカンキンバイやエゾノツガザクラなどもポツポツと咲いていて何とも不思議な感じがした。

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富良野岳山頂は雲の中。高層には秋の薄い雲があるが、下層に夏の雲が覆いかぶさってこんな感じになっている。風がそこそこ強いので、たまに雲が切れて晴れ間がのぞく。ここで本州からの旅行者に出会う。北海道の山が結構好きなようで私よりも多くの山に登っているようだ。たまたまナキウサギの話になったので「三峰山にもいますよ」という話をしたら見てみたいということになった。私はお腹が空いたので遅い朝食をすませて早々に三峰山へ移動。

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で、三峰山西峰1860mに到着。かつてはナキウサギが飛び回っていたが全然見掛けない。本州の彼と合流後、粘って探している内に、今年7月1日の縦走時に銀泉台から層雲峡へのバスで一緒になった旭川のおっちゃんと偶然再開した。最初、富良野岳山頂付近で擦れ違った時に、どこかで見たことがある人だなと思っていたが、結局、向こうから声を掛けてもらうまで気付かなった。こういうことがあるから、山はやめられない。

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というわけでナキウサギ探索隊は三人に増えたが一向に姿は見えない。とりあえず三峰山に移動してみるが変わりなし。私が諦めて昼食にすると他の二人もボチボチ下山するということで、急編成の探索隊は解散。昼食後は今回ナキウサギ用に担いで上がった400mmレンズを手に、もう一度岩場でトライすると、結構、色んな場所に顔を出してくれた。

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目的の写真も撮れたことだし、上機嫌で先に行った二人を追う。三峰山から上富良野岳へと続く稜線も晴れたり曇ったり目まぐるしい。それでも最初の予報を考えられば上出来すぎるぐらい。旭川のおっちゃんは上ホロを踏んで来たということで、D尾根の上で何とか追い付いた。色々と山の情報を交換しながら下山。話に夢中で途中の写真撮るのすっかり忘れていた。来週は私と同じく赤岳、緑岳方面に行くと行っていたので「また来週会えるかもですね」と言って別れた。本州の彼とは駐車場でバッタリ。凌雲閣で温泉入っていくというので御一緒する。彼も上ホロ分岐で偶然ナキウサギに遭遇したと話していて、お互い見れて良かったと。彼は阿寒の山々が目的だったらしいが、さすがにこの天気だとということで、温泉三昧をして帰ると話していた。

ヤマレコにも写真アップしましたのでご覧ください。

十勝岳温泉凌雲閣(6:45)→三段山分岐(7:00)→上ホロ分岐(7:30)→富良野岳分岐(8:30)→富良野岳(8:55←朝食→9:10)→富良野岳分岐(9:30)→三峰山西峰1860m(10:05←ナキウサギタイム→10:35)→三峰山(10:45←昼食・ナキウサギタイム→11:45)→上富良野岳(12:05)→上ホロ分岐(12:40)→三段山分岐(13:05)→十勝岳温泉凌雲閣(13:20)

今回のあこの燃費:13.1km/L

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