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凪いだ洋上で双眼鏡遊び ~新日本海フェリー~

今更ですが1月6日深夜...帰りは行きと反対方向で、敦賀から「すいせん」にて苫小牧までです。いつも通りにニ甲板かと思いきや、何やら階下へと繋がる狭い通路に誘導されましたよ。そして階下に下りた後、通路が蓋されちゃいました。ここは一甲板。なんか狭いスペースです。それもそのはず、ここは喫水線ギリギリか喫水下で、お隣には機関やスクリューなんかがあるハズです。いやぁ、珍しいところに入れたなぁ。ちなみにここに入れる車両は2t未満のものだけみたいです。

船内は今年も手作りのお正月飾りでいっぱい。何だか去年よりも気合が入っている気がします。

案内所のカウンターも鏡餅で飾られています。招き猫のミニ凧が可愛いですね。

天井まで続く連凧です。子供の頃に近所の田んぼで凧上げしたのを思い出します。


そして見事な玉飾り。どの飾りつけも近くで見ると結束バンドや粘着テープとか苦労の跡が伺えるんですが、その手作り感あるれる出来栄えに逆に人の温もりをとても感じます。きっと職員さん達が仕事納めに運行の合間を狙って飾りつけをしたんだろうなぁって思うと何だか心がほっこりしてきます。

ちなみに休み明けの平日だけあって乗客はかなり少ない。ツーリストA(二等寝台相当)の10人部屋が貸切で使えました。

そして翌1月7日、津軽海峡に入る頃合を見計らって双眼鏡を持って外にでます。さすが交通の要衝。色んな船が行き来してます。写真に写っているのは松前小島とHUNDAIと書かれたコンテナ船。

すいせんは巡航27.5ノットの高速フェリー。コンテナ船も同じ進路で進んでいるのですが、気がつけば随分と後方へ。洋上の艦船を双眼鏡で除くなんて初めての経験なので随分と色々楽しんでしまいました。ちなみに双眼鏡からはこんな絵が見えていました。

双眼鏡で除いた竜飛岬。中央に竜飛岬灯台、そして右端に見える小さな三角形の島が高さ37mの玄武岩の帯島みたいです。すごいですねぇ双眼鏡の絵も素晴らしいですが、双眼鏡で見た絵を写真として伝えられるのも結構感動ものです。

洋上から見た大千軒岳。まだ未踏で一度登ってみたいと思っていますが、遠いし熊出没多発地帯なので中々腰が重い山なのです。行くとしたら知内温泉旅館で二泊ぐらいしたいですね。

そして最後に臥牛山こと函館山です。もう日も暮れて左手に双眼鏡と右手にXF1で写真撮るのはフレームに入れることすら結構難しい。何回もトライしてブレブレですが何とか写りました。まぁ、このアングルからのカットは木古内付近の海岸線からも撮れますからねぇ。というわけで、1時間近く双眼鏡で遊んでいました。

そして冷えた体を温めるため「お風呂直行、ドボーン!」です。函館の夜景を眺めながらの洋上露天風呂がまた格別でした。

風呂の後はレストランで夕食。去年よりもセットメニューが充実していて、とてもリーズナブルな価格で食事ができました。写真は中央のテーブルにあった装飾です。そんなわけで船旅を存分に楽しんで北海道に戻ってきたわけでありました。やっぱ、凪いだ船旅は最高ですねぇ(^^)。

Nikon image space(http://img.gg/x59elgj)ではその他の写真も御覧になれます。

今回のカメラ:「Fujifilm XF1」

コメント一覧

隊長 URL 2014年01月19日(日)21時09分 編集・削除

隊長です。こんばんは。

フェリーでの帰省旅行、いいですねー。
実際はそうでもないのかも知れませんが、端から見るとなんだか優雅に思えます。
船内はとても綺麗なホテルのようですね。
飾り付けも綺麗で、「お・も・て・な・し」の心が見て取れます。
素晴らしいです。
夜景を眺めながらのお風呂も気持ちよさそう。
自分もいつかフェリーに愛車を乗せて、旅行に行ってみたいなぁー。

そうそう、双眼鏡の写真ですが、どうも潜水艦からの潜望鏡映像に見えてしまいます(笑)。
写真が丸く写るからでしょうね。
私もいつか双眼鏡撮影、やってみなくては...
(^_^)

スズ(管理人) 2014年01月20日(月)22時32分 編集・削除

隊長さん、こんばんは。
フェリー旅行は海が凪いでいれば中々優雅に過ごせますよ(^^)。
その代わり今回の年末のように嵐に直面したら起きてられないので
20時間以上寝てるしかない状態になりますけどね(^^;。
当たり外れはかなり激しいです。

双眼鏡も写真に撮ってしまうと単眼になってしまいますから、
潜望鏡と見た目は大差ないですよね~、特に今回海上を見てますしね(^^;。
ただ撮影するのは至難の技ですよ。
今回、双眼鏡を手すりに乗せて左手で双眼鏡を固定、
右手でXF1を接眼レンズに当てて撮るというアクロバット状態。
端から見てたら滑稽だったでしょうね。

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