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艦これ春イベントクリアです。

いやぁ、ゴールデンウィーク始まっちゃってるんですけど、イベント期間と重なり「艦これ」ばかりやっていました。ようやく、今日の夕方、最終イベント海域をクリアしました。もう出撃の度に大破の連続で、都度修理しつつも心が折れそうになり、挙句の果てには燃料が底をついて、菊水作戦ばりの最後の出撃を敢行して何とか勝利を得ました。詳細はこないだ始めたツイッターでつぶやいていますので興味があればどうぞ。

5月2日に戦線を北部太平洋に移した途端に戦局が一転して、一気に資源を消耗している様子がグラフからも伺えます。つくづく近代戦は消耗戦だと疑似体験した次第です。リアルでこれやったらヤバイですよ。集団的自衛権は私的にはOKだけど、くれぐれも無資源国の我が国が小競り合いのレベルを超えて戦闘状態に入らないようにと日本国政府に願いたいものです。

そんなわけで我がパラオ泊地にも平和な日々が戻ってきました。旗艦の大和さんも心なしか表情が穏やかです。最終戦の戦況はかなり悪かったですが彼女がボスの離島棲鬼に致命的ダメージを与えた後、金剛さんがとどめを刺してくれました。

太平洋戦争において金剛は高速戦艦として活躍しましたが、昭和17年8月調製海軍艦政本部作製の艦船艦齢線表においては、戦前の昭和16年で退役となっていたはずでした。本来であれば退役軍艦であるはずの金剛型が太平洋戦争で最も活躍したいうのは何か皮肉めいた事実であると思います。

この表を見ているとあることに容易に気づくのですが、大正10年に発効したワシントン海軍軍縮条約のタイミングでギリギリ建造された陸奥から先、帝国海軍は大和計画に至るまで一切の戦艦を建造していないのです。これは当初からあった海軍八八艦隊計画を曲げて、この条約を受け入れつつも忠実に守ってきた大日本国帝国の誠実さの証明ではないかと考えます。敗戦国の旧日本軍は悪く言われがちですが、そもそも無資源国の我が国の安全保障を考える上で、現在の核に匹敵する抑止力としての戦艦について、このような不平等な制約を忠実に受け入れ、誠実に改修等でやりくりしていたと考えるのが自然です。そんな中でのABCD包囲網の拡大やハルノートの通告…何故そこまでして日本を戦争に引きずりだしたかったのか理解に苦しみます。ああ、脱線しましたが、ゲームとは言え彼女達にはそういう重苦しい背景もあるのです。ゲーム中の彼女達には平和と幸あらんことを期待します(^^)。

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