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KONICA IMPRESA 50 ~完璧に蘇った10年前の写真~

10年前に撮ったネガフィルム第二弾はコニカのインプレッサ50です。これは驚きの仕上がりでした。全く劣化を感じません。今では珍しいISO50の低感度ネガフィルムですが、このおかげで長期保存でも感光劣化しなかったんでしょうね。ほんとに驚きです。






さっぽろホワイトイルミネーション。多分、サンタさんが写っているのは「第1回ミュンヘンクリスマス市」の会場でしょうから、2002年に撮影したものなのでしょう。一枚目のライラックがボヤーっとしているは、ソフトフィルターっぽい効果を狙って、ワザとレンズを結露させて撮った記憶があります。写真の腕はともかく、どの写真も立派に写っています(^^)。おそらく「MINOLTA AF50mm F1.7」を使って撮っています。





このタウシュペツ橋梁の写真を見た時は本当に驚きました。色がおかしくなっている失敗写真もありましたが、これが撮影後10年間寝かせたフィルムの写真に見えますか? こうやってPCでスキャンした画を見てみると素晴らしく解像感のある画です。特に「SIGMA AF APO 400mm F5.6」で撮ったと思われる望遠写真は、鉄筋の一本一本までちゃんと見えますよ。広角の写真は「TAMRON AF28~200mm F3.8-5.6 Aspherical」の28mmだと思いますが、何か色が独特なのはレンズのせいなんでしょうか...前にNikon1で撮り比べた時もこのレンズだけ色が変でしたし(^^;。それでも素晴らしい出来栄えです。改めて思いますが、インプレッサっていいフィルムだったんですねぇ。これを見てしまうとコダックのエクターとか使ってみたくなりますねぇ。

今回のカメラ:
「Minolta α707si」+「TAMRON AF28~200mm F3.8-5.6 Aspherical」
「MINOLTA AF50mm F1.7」「SIGMA AF APO 400mm F5.6」
 
Film: KONICA IMPRESA 50 (カラーネガ)

今回の現像所:
「なら写真倶楽部写真現像屋」
ネガ現像と写真インデックス付きのCD書き込みのセットを申し込みました。他のフィルムと一緒にお願いしましたが、インプレッサだけは同じ値段で外注現像して頂けました。

http://item.rakuten.co.jp/naraphotoclub/10000004/

総じてフィルムのISO感度が低ければ、撮影後10年保管したフィルムも、綺麗に現像できる率が高そうなので、撮影済みリバーサルフィルムの中からISO感度100のものを優先的にピックアップして現像に出そうかなと思います。

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隊長 URL 2013年11月06日(水)06時31分 編集・削除

スズさん、おはようございます。

今回、掲載された写真は劣化が少ないようですね。
ISO50のコニカですか。今はもう無い貴重なフィルムですねー。
なるほど。いい感じに写っているなぁ...

ホワイトイルミネーションの様子は、基本的にはいまのイルミネーションと違いが無いですね。
ディスプレイされているイルミネーションが同じだというせいもあるのでしょう。

それに比べて、タウシュベツ橋梁の劣化の少ないのには驚きました。
今はもう、橋梁のアーチも崩壊寸前ですから。
こういう写真が手元にあると、貴重な思い出の一枚になるなぁー。
自分にもこういう貴重な写真、あったかな?
(^_^)

スズ(管理人) 2013年11月06日(水)20時27分 編集・削除

隊長さん、こんばんは。
はい、インプレッサ50は劣化が少ないというか殆どないのが驚きでした。
だって、感光劣化すれば、ホワイトイルミネーションのバックが
こんなにきれいな黒ってありえないんじゃないですか?

インプレッサ50ってこんなにいいフィルムだったんですね。
当時は全然使いこなせてなかったんだなぁ...
今、フィルムがあれば再チャレンジしたいところですが、
もう叶わぬ夢ですね(^^;。
DNPがコニカからCENTURIAを引き継いだみたいですが、
それも生産終わったようですしね。

隊長さんの言っているのはタウシュペツ橋梁自身の劣化が少ないってことですね。
写真の劣化とごっちゃになって、一瞬、意味不明でした(^^;。
望遠の写真は、なんかヘタッピな構図だなと思いつつも、
アーチの状態を良く捉えていて「おお、すげぇ」って自画自賛してました。

今の橋梁って崩壊寸前まで劣化してるんですか、
これらの写真を撮ったのは2003年のゴールデンウィークだと思いますが、
ダムの水の引いている時期は、随分と訪れていませんから、
それほど劣化しているなんて思ってもみませんでした。