マンホールの蓋写真館踏まれ強いあなたの魅力...精一杯アピールします!

函館市の場合
街を歩いていて一番発見しやすいのが「イカの踊り」でしょう。イカが着色してあるので結構目立ちます。見落としがちなのは、五稜郭の星の中に函館区公会堂が描かれたものです。いずれも元町周辺で見ることで出来ます。ハリストス正教会をデザインしたものは難易度が高く函館市文学館正面の路地で見つけましたが他では見ていません。
檜山郡江差町の場合
江差のマンホール蓋は開陽丸、鴎島の瓶小岩とカモメそして日本海の荒波と江差のみどころ4点セットでお買い得?字体も江差のイメージぴったりに漢字でビシっと決めています。カモメが荒波に飲まれそうでちょっとかわいそうな気がしますが...江差市街で見ることが出来ます。
瀬棚郡北檜山町の場合
北檜山町内の玉川公園は北檜山町の花にも指定されている約30種類、30万株のスイセンが咲き乱れる観光名所。北檜山町のマンホール蓋は、このスイセンの花を一面に描かいています。
小樽市の場合
歩道を歩いていて比較的よく見かけるのが、コンクリート製おすい蓋。下側に小さく小樽運河の風景が入っていますが注意してないと気がつきません。車道のほうは、おたる水族館のラッコの親子をデザインしたもの。とてもかわいくできていますが次々と踏まれて行くのが忍びないですな。
札幌市の場合
札幌市のシンボルは時計台。これを中心にまわりの豊平川に鮭が登っていきます。彫りが浅いのか、結構見にくいものが多いです。
千歳市の場合
支笏湖の商店街の路地にあります。千歳のシンボルと言えば空港と支笏湖、支笏湖の周囲には中央に溶岩ドームのそびえる樽前山と風不死岳、そして支笏湖の名物と言えばチップ(ヒメマス)。名物てんこ盛りですが構図的にはまとまっててきれいです。
積丹郡積丹町の場合
島無意海岸積丹岬をデザインしたものだと思いますが、絵的に漠然としているので、もしかすると神威岬かもしれません。いずれも積丹町の名所です。
根室市の場合
根室はマンホールの蓋パラダイスです。「根室県庁」「白鳥」「根室本線全通記念のSL」をデザインした物を始め、根室特産の海産物をデザインしたものや、釧路土木現業所の北海道庁をデザインしたものと、一体何種類あるんだろうといった印象です。今度、訪れた時にはもっと注意深く見て見たいとそういう気分にさせる街です。
そもそも何故マンホールの蓋なのか?
所詮はマンホールの蓋です。何故、そんな写真を撮っているのか?誰もがそう思うでしょう。雪の季節になるとマンホールは良く目立ちます。蓋の脇から排水するため、そのまわりだけクッキリと雪がなくなるんです。それでも普通はありがちなデザインのマンホールです。でも私が初めて冬に函館に行ったときは違ったんです。「突然イカがっ」。なんじゃこりゃと思ってとりあえず写真を撮りました。一回、そういうものを見つけると後は連鎖的です。面白いように色々な発見があり、これは写真を集めて見ると面白いかもと思って撮り集めているところです。かといって旅先で終始下を向いて歩いているわけではないので(もしそうなら恐いですよね(^^;)、撮り逃がしているのもかなり多いのではないかなと思います。それでも存在感をアピールする、そういう強烈なデザインの蓋に出会うべく、また旅に出たいと思います。