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チセヌプリ ~紅葉のニセコパノラマライン~

8時過ぎにモソモソと起き出し、テレビを見ながらのんびりブランチ。天気もいいのでニセコでも行こうと無計画に出発。倶知安からニセコアンヌプリ方面に折れると一車線しかない道に至る所に駐車の列。対向車も多い。時折車幅感覚のないドライバーが端に避けずに突っ込んでくるので、こちらが避けることになるが、その都度あこの左タイヤからズズズっと路肩に落ちかけるイヤな音が。

当初登ろうと思っていたイワオヌプリも五色温泉駐車場が大混乱になっていたためスルーしチセヌプリに変更する。観光名所は今日は駐車できないと思ったほうが良さそうだ。観光とは無縁なパノラマライン峠に車を止めチセヌプリ経由で長沼・神仙沼と一周するルートにする。そのパノラマライン峠も殆ど満車。邪魔にならない場所にあこを停める。

ガスに包まれていい天気とは言えないが、せっかく来たので登ることにする。運が良ければ晴れることもあるだろう。このルートは巨岩帯の連続だ。景色は良いが段差が激しい。

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4年前に逆回りでアタックした時は、この巨岩帯で関節をやられて脚を引きずって降りたイヤな思い出がある。今回は順調そのもので約30分で山頂に到着。山頂はガスに包まれているが人が多い。最近ハヤりなのか山ガール4人パーティもいた。しばらくここで晴れるのを待つ。スカっとした晴れ間はなかったが、それでもニトヌプリが顔を出す。

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このまま晴れなければ引き返そうと思ったが、ガスが晴れてきたので予定通り一周ルートへ。ぬかるむ道を降りて行くと下側に一面の緑の中に、湯元温泉郷に繋がるルートがクッキリと見える。チセヌプリ分岐に着くとぬかるみがひどくなってくる。レインスパッツを持ってこなかったので足下が気持ち悪い。鈴も忘れたので高校野球のラジオを鳴らしているとすれ違う人に「高校野球聞いてるの?」と聞かれる。「いや、ただ鳴らしてるだけ」と言うと「だったら止めたほうがいい」と、遠まわしにうるさいから電源切れと言われる。北海道の山だと熊鈴代わりに結構ポピュラーな手法なんだけど、本州から来た人だったんだろうか? そのパーティは全員熊鈴なしだったからそうかもしれない。写真は文句を言われつつ撮った長沼の景色。もうかなり曇ってきた。

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神仙沼に着くころにはすごい人になっている。天候は更に悪い。一応写真を撮っておく。

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滑る木道に気をつけながら大谷地に着くと、パノラマライン峠までは舗装路のウォーキングだ。これが一番応える。パノラマライン峠で新見峠から縦走中の家族の帰りを待つおばちゃんとしばし談笑しながら一緒に待つ。息子が降りてきたのを確認し、湯元温泉雪秩父で汗をながすことにする。横の大湯沼の紅葉が今日見たなかで一番きれいだった。

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[パノラマライン峠(12:30)→チセヌプリ(13:05←休憩→13:20)→チセヌプリ分岐(13:50)→ビーナスの丘(13:55)→長沼(14:20)→神仙沼(14:35)→大谷地(14:55)→パノラマライン峠(15:25)]

今回のあこの燃費:12.0km/L (山道多かったからな)

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