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Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED

超望遠域をカバーしてくれるレンズということで「Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED」通称サンヨンを買いました。開放の解像度の高さとAFの速さには定評があり、販売開始から14年経った今も人気のレンズです。今年モデルチェンジっぽいですので、ゴテゴテと余計な機能がついてしまう前に、シンプルに光学設計に優れた本モデルを買っておきたいと思っていたのです。

実はこのレンズもNikon Lens Serial Nosによると製造番号が30万番台以降はマイナーチェンジされています。目立った仕様変更はないのですが、初期バージョンは超音波モーターの不具合を抱えていることが多いらしく、この点を注意して見ていました。中古でも10万円オーバーと価格が価格ですので、今回はキタムラで買うことにしました。キタムラでは嬉しいことにシリアルナンバーを公開してくれていますし、買うか買わないかは店頭で実際に手にとって判断できるので安心です。幸い、現物はチリの混入なく動作も良好、気になったのはマウント部分に少し擦り傷があることなのですが、まぁ、この手の大きくて重いレンズでは良くあることだからと目を瞑りました。

本体一体型フードや絞りダイヤルが付いているのが少し古さを感じさせます。軽いとはいえ大型のレンズですから、フードは本体一体型のほうが、都度着脱するよりもずっと使い勝手が良いと思います。何気なく絞りダイヤルをいじったらAF、AE共に効かなくなってしまい少しあせりましたが、最小しぼりにしないとAE操作できない仕様らしいです。そんなわけで家の窓から、かなり遠くのマンションを撮ってみました。いや、すごいですね。ガラスに入っているワイヤーがこの距離からクッキリ見えますよ。

D7000では換算450mmです。一段絞ってf5.6で撮影しています。8×40の双眼鏡と大体同じか少し大きく見えます。去年の秋にミノルタαで400mm使って風景撮った時に、対岸の山頂の様子とか色々捉えられたのをきっかけに超望遠での風景撮りも面白そうだなあと思っていたので、今年はこのレンズを使って色々撮影したいと思っています。

Nikon1 V1ではFT1経由で換算810mmです。同じく一段絞ってf5.6で撮影しています。双眼鏡を通り越して望遠鏡のレベルですね。この組み合わせはやはり動物撮りでしょうね。ナキウサギさんやシマリスくんがどこにいようと捉えますよ~。

換算35mmの風景がこんな感じですから凄さが実感できますね。ちなみにこれは2段絞ってf8で撮影しています。

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