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松山湿原 ~タチギボウシの木道~

今日は晴れの天気を追い求めて道北に出かけました。久々のカラっとした空気に抜ける青空、やっぱ北海道の夏はこうでなくては。

出かけた先は松山湿原。最北の高層湿原ということで、一回行ってみたかったので丁度良かったです。場所は鉄道遺産編でも紹介した美深町仁宇布のトロッコ王国の近くです。他にも滝と名水があるらしいが、ダート道だったので、虫でフロントがデロデロになったあこ(車)を気づかって今回は見送りました。ちなみに湿原入山口までは全部舗装されてます。トロッコ王国と組み合わせれば一日遊べるんじゃないかと思います。

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湿原までのルートは片道約1km、湿原内一方通行のループで約1km、合計約3kmぐらいのトレッキングコースです。湿原内は木道が完全に整備されてますし、入山口と湿原に熊よけにぴったりな鐘が置いてあったり、コース中にはウッドチップがひかれたり、沢水がコースに流れないように配慮されてたりと、至れり尽くせりのいいコースです。途中の展望も良いです。

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今日見れた花は登山道でゴセンタチバナ(終わりかけ)、エゾアジサイ(まだ元気)、エゾトリカブト(元気)、アザミ(色あせ激しい)、湿原ではタチギボウシ(満開)、ホロムイリンドウ(咲きはじめ)です。なんか春の花から秋の花まで季節感がない話です(^^;。タチギボウシはものすごい大群生でした。こんなに群生してるのを見たのは初めてです。それなのに不思議なことに道内の様々な湿地で見られるエゾカンゾウとかは一切ないんです(それとも早々と終わったのか?)。なんか独特の植生に驚いてるうちにあっという間に一周終わってしまいました。写真ははいまつ沼に向かうタチギボウシの木道です。

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湿原内は知られてないのか、ひっそりしてて入山名簿見てても一日に1組みか2組みぐらいしか訪れていないみたいです。今日も夏休み期間の日曜日だというのに、午前中は森林パトロールのおっちゃんと私を含めて3組だけという...湿原を独り占めできるトコは最高なんですけどね(木道に陣取って写真撮ったりとか)。下りで4組みほど会ったので今日は多いほうじゃないでしょうか? 北海道で有名な高層湿原と言えば雨竜沼湿原ですが、人の多さとダート道を延々運転することを考えれば、お手軽トレッカーにはこちらのほうが魅力なんじゃ? 松山湿原までは、名寄バイパスが美深まで繋がってアクセスが良くなったので札幌から正味3時間で入山口まで辿りつけますし、今日は高速無料の上土日割引で片道900円でした(^^)。


今回のあこの燃費13.6km/L...素晴らしい(^^)

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