2004年
NHKマイルC
 ◎コスモサンビーム
 ○キングカメハメハ
 ▲シーキングザダイヤ
 △ムーンシャイン
 △アポインテッドデイ
 △ナイストップボーイ
 △エイシンマルカム
 △フリーダムホーク
買い目
単複@L 馬@DLBOX 馬@DL‐CFNOQ
王道ローテ、スプリント戦からの参戦、中距離路線組、クラシック出走組… メンバーが多彩に揃った。出走レベルは並前後だと思う。
流れはメイショウボーラーの出方次第だが、この馬が逃げれば遅くはならないし、他の馬が 行くという事はこの馬のハナを叩くという事である。
過去のレースを遡ると、98年は2番人気トキオパーフェストが前で沈んだ。 01年はグラスエイコウオーが逃げ粘って2着。 これはとてもセンセーショナルな出来事だった。安田記念を含めた東京1600mGTで、 過去10年で逃げて連対を果たしたのは同馬だけ。
マイルCに限って言えば、過去の全8回、先行して勝ち負けしたのは化け物のエルコンドルパサーと スローな上馬場が渋ったのさ幸いした昨年のウインクリューガーのみ。 他は全て差し、追い込み馬である。
超スローになるか、または能力が抜けている化け物でない限りはまず逃げは要らないし、あまり 前前で競馬する馬も軽視したいところ。

メイショウボーラー、タイキバカラ、ハートランドカフェと逃げ馬が揃った。
タイキバカラは前走スプリントのクリスタルCでハイペースで逃げてしかも勝っている。 陣営のコメントでは、息を抜きたいような感じで、行くだけ行くという感じにはならないかも 知れない。
このどの馬が行くにしても、スローにはまずならず、ミドル〜ハイペースになるだろう。 東京1600mでスローでなければセオリーは差し馬。逃げ馬は切る。
先週の天皇賞が逃げ馬が逃げ粘ったからなど関係ない。

週明けの段階では◎シーキングザダイヤ○キングカメハメハ▲コスモサンビームだったが、 もう1度考え直してみた。

本命ははコスモサンビーム。
ザグレヴ×レインボークエストでスタミナ十分。むしろスピードは?というくらいだが、 京王杯2歳、朝日杯FS勝ちがあり、全く問題はない。
流れは速くなればなるほどいい。33秒台前後の決着になれば勝ち負けも十分有り得る。
弱点は決め手。朝日杯は差し切ったというよりメイショウボーラーがバテただけ。 緩い流れになるとイマイチに思う。
ただし今回は幸いにも速めの流れになりそうで、死角はない。
今年2走して5着4着というのは着だけ見るとやや不安だが、内容は悪くない。
遅くない流れの東京1600mなら、1600〜2000mタイプが台頭する。 マイル実績のある中距離タイプなら言う事なし。
好位で競馬出来るし、大崩れはしなそう。
当初本命予定だったシーキングザダイヤとの違いは、GTを2回使っている事、GT馬で ある事、強い相手と走ってきている事、距離適性の差である。

対抗はキングカメハメハ。
この馬は中距離を使っていて、2000mの500万特別@京成杯B毎日杯@、2200mのすみれS@が あり、中距離馬に見える。
しかし京成杯で3着に『負けて』いるのと、すみれSや毎日杯の内容を見る限りは、本質的には マイラーである。覚えておいて損はないと思う。
マイラーが2000m以上のレースを3度も勝ったり、2000mの重賞を勝てるか?勝てます。
恐らくここで勝ち負けしたとしても、次のダービーではよほどの事がない限りは沈むはずだ。 しかしまずはこのレースである。このレースなら最有力の1頭である。
スピードは問題ないし、瞬発力もある。不安があるとすればスタミナ。だが中距離を使っていて そこそこカバー出来るはず。
毎日杯からのローテもいい。
好位差しくらいの競馬が理想。

3番手はシーキングザダイヤ。
まだアーリントンCでは死角が十分あったのだが、武豊騎手騎乗でもうそんなものはない。 若手やそこそこクラスの騎手が乗っていたならここでもバッサリ切れたのだが。
あとは実力の勝負だろう。
東京1600mは悪い条件ではない。ローテーションもいいし実績も上位。
どちらかと言うと1200〜1600mタイプでマイルC向きではないが、そこまで厳しい流れに ならなければ露呈しないだろう。
1つ注意点は、この馬はそんなに抜けた存在ではないだろうという事。つまり、常識の範囲内の 事は出来るが、それ以上の能力が成せる業、ねじ伏せ方は出来ないだろうと思う。
長くいい脚を使うというよりはどちらかというと一瞬のキレの勝負の方が向いているように 思うのだが。中山や阪神で差す競馬はいいように思う。
中山で差せるのだから東京ならもっと楽に差せるかというと必ずしもそうではない。
セオリー的にはトライアル含むマイル重賞で2連勝してきている同馬を本命にするところだが、 速い流れになりそうで、最後の踏ん張り、スタミナにやや不安が残る。
それと4連勝の内容が何れも僅差の辛勝だと言う事。
楽々勝ったレース、圧勝したレースがない。それでいて、一線級とはまだ未対戦。 前走も控えた割りにはそこまで突き抜けなかったように思う。
あっさり勝ってもおかしくはないが、死角はあるように思う。


押さえ。

アポインテッドデイは京王杯2歳S2着、共同通信杯2着があり、東京コースの適性は 悪くない。
距離も長めを使っていて好感が持てるし、どのレースもそこそこ走っている。
京王杯、朝日杯、皐月賞と3度に渡って先着を許しているコスモサンビームよりは下、という 評価とした。
この馬もまた、決め手不足。だから勝ちまでは難しいだろう。 2着もあるかな、くらい。3着までならそこそこあるだろう。

ナイストップボーイはNZT2着馬。
地方馬で函館の新馬戦12着以外全部ダートを使っていて、前走が殿人気で2度目の芝のレース。 そこで激走だから、凄いのかフロックなのか判断が難しいが、『トライアルで激走』した タイプは本番ではほぼ用無し。
しかし昨年夏より成長していて、実力でGU2着なら次も期待は出来る。
タヤスツヨシ×トウショウボーイという配合で、地味ではあるがスピードもありそうだし 他の有力馬よりも長くいい脚を使えそうに思う。
鞍上岡部騎手、GU2着の実績、追い込み馬、距離も問題なしなら買える条件は十分にある。 人気馬に付け入る隙がなくはない。
ただ陣営のコメントで、今回は前回よりも前前で競馬をするとあり、評価はやや下がる。 前走のように思い切って控えて末脚爆発させる競馬なら面白いのだが。

ムーンシャインは悪くない。
前々走が東京1600mの500万で勝っている。 前走は初重賞挑戦で7着ながら0秒4差で見限れない。
距離も1400〜1800m向きで問題ない。

エイシンマルカムは東京未経験、マイル未勝利、オープン実績なしでやや苦しいが、 前走NZTでは差して0秒2差4着だから悪くはない。

フリーダムホークは東京コース1-1-1-0と相性がいいし、前走NZTが0秒2差5着。 中山コースとは言え、厳しい流れを先行して踏み留まった。
今回は逃げ馬達の4〜5番手の競馬になりそうで、位置取りも悪くないだろう。

他の馬達について。

メイショウボーラーは朝日杯の時点で、マイルCに出てきたら消しだと思った。
弥生賞2着、皐月賞3着と中距離で好走しているから距離は問題ないように見えなくもないが、 本質は1200〜1600mのスピード優先タイプでスタミナはない。
朝日杯はハイペースで逃げたのもあったが、直線粘れなかったし、皐月賞は距離の上限を 超えている2000mとは言えスローで、殆どの馬が34秒台前半の上がりを使っているレースで、 道中2番手の馬が勝っているくらいで、逃げた同馬には絶好の流れだったにも関わらず 止まって3着。これは完敗である。
どんな流れでもほぼ皐月賞では勝てなかったのである。これが距離の限界である。 マイルはベストではないように思う。ベストは1200〜1400mに思う。 マイルはコースや条件次第。その中でも鬼門は東京コースだろう。
距離ギリギリで逃げて苦しくなると勝ち負けはどうかと思う。
同型馬もいるし、楽に単騎逃げは出来そうもないし、控えて2〜3番手で良いとも思わない。

タイキバカラはローテも良くないし走りはスプリンターのそれのような感じ。
血統的にはマイルは十分こなせるように思うのだが。
クリスタルCからのローテも好ましくない。スプリント戦の後の東京マイルはかなり苦しそう。
陣営はなるべく息を入れたいと言っているが、気性的にでそれが可能かどうか。

コスモサンビーム、キングカメハメハ、シーキングザダイヤ本線で、 以下の伏兵馬に軽く流す。
上位馬のワン・ツーは十分あるが、2着ヒモ荒れの可能性もあり。
メイショウボーラーとタイキバカラが着たらそれまで。だがこの条件では 来ないと思うが。




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